作業前。オペレーターが注意すべき点について
話し合います。

左「今日は風もないから、あおられる心配もない
　　だろう。」　

右「後は君と息をぴったり合せての作業だね。し
　　かりクレーン運転してくれよ。」

早速作業開始です。玉掛け作業員がオペレータ
ーに合図を送ります。

（以下　作業員・・・作　　　オペレーター・・・オ）

作「ゆっくり、ゆっくり、フックもっと俺の方へ・・・」

オ「君の方にね。ゆっくりと・・・・？」

作「はい、フック、ストップ〜。」

オ「ストップね〜。」

２台のクレーンのフックに玉掛けをします。

作「玉掛け完了しました〜。」

左「じゃあ、鉄骨起こしますか？」

右「俺が徐々にワイヤーを巻くから、それに合せ
　　て君も作業してくれよ〜。」

左「ＯＫ〜。じゃあ、開始〜。」

作「オーライ、オーライ」

右「よ〜し、このままだ！」

左「ん・・・・・。」

作「はい、オーライ、オーライ・・・・」

右「よ〜し、少しフックを下ろして・・・・」

左「こうですね。」

右「もう少しフック下ろして・・・・」

左「よし、こうですね・・・・」

右「鉄骨が立って来た、あと少しだ。 気を抜くん
　　じゃないよ。」

左「はい。」

右「よくやってくれた。　完了だ。後はワイヤーを
　　外すだけだ。」

左「鉄骨建ちましたねぇ〜。」

こうして２本目も建てられ、いよいよ上棟が始ま
った。

作「はぁ〜い！フック、ストップ」

オ「はぁ〜い、ＯＫでぇ〜す。」

いよいよ、両端に建った鉄骨に梁を渡す作業が
始まった。

作「はい、ゆっくり巻いてね〜。」

オ「ＯＫ〜。」

写真に撮ると紙の鉄骨も重量感あるホンモノの
鉄骨に見えて来てしまう管理人でした。（＾＾；。）

作「はい、ストップ。 固定し終えるまで、そのまま
　　で待ってね。 完了したら合図するからね。」

オ「分かりました〜、しばらく待機ですね。」

こうして一番下の梁が固定され

左「次は俺の番だね。」

作「はぁ〜い、オ〜ライ、オ〜ライ、こっちだよ。」

こうしてクレーンでの上棟作業がされて行くので
しょう。以上、「鉄骨建方」でした。