LTM11200NX 展示会レポート

今回8月9日に納車されたLTM11200NXの一般公開が尾張横須賀の
ミック整備工場にて行われました。ワタシも参加して参りましたので一部
始終をレポートしたいと思います。

納車日2014年8月9日   公開日2014年8月30日   公開時間10:00〜15:00

 


名鉄常滑線に揺られて20分。太田川駅から徒歩で20分。見えてきました。



一際大きなブームが目立ちます。会場まで全く迷うことはありませんでした。



11時前、会場到着。ちょうど説明が始まり、デモンストレーションの最中でした。



従来のクレーン車のカウンタウエイトはキャリア上で組み立てますが、11200に限っては地面に
ベースウエイトを置き、ブロックウエイトを積みます。そしてワイヤーを使って上部に引き上げて固定
する仕様になっています。下ろす時もワイヤーで地面まで下降させます。



ウエイト脱着用のワイヤー。奥には主巻き、補巻きのドラムも見えます。それにしてもゴツイ。



正面から。重厚なカウンタウエイト、ブームと相まっていいアングルで撮れました。



クレーンキャリア。キャリア運転席は試乗出来ました。



そして9軸18輪の超車輪地獄・・・下にカメラを置いて覗き込むように撮影。



上部の緑色の部分はベースウエイト下部です。正面の赤いのはブーム受け。カウンタウエイトの下は
涼しかったですね。ちょうど日陰になり、しばらくここに居ました。



キャリアの排気筒。ピカピカに輝いております。右側の黒いものはエアクリーナーで、左右にあります。



みんなの憧れ、クレーン運転室。今回こちらへの試乗は出来ませんでした。でも近くまで行く事は出来
銀色の手すりも触って来ました。今回は、神様の許可が出なかった様です。



シートには座れませんでしたが、撮影とサイト掲載の許可は頂けました。意外とシンプルな
印象を受けました。2本のスティックとペダルで操作するそうです。シートはLIEBHERRの文字が。



従来のクレーン操作室の様な中立てレバーは一切無く、スッキリしています。大きなモニターが2つ
あり、ワイヤーの様子や吊り荷を確認出来るそうです。下部にスイッチが沢山並んでいます。



クレーンキャブは地上に下降して乗り込み、ボタン操作で上昇します。その昇降機能を果たす部分
です。油圧で可動する仕組みになっています。下部の黄色いものはアウトリガー。



旋回軸を回すギア。左右に2つあり、これであの巨大な旋回体を回します。旋回する姿は圧巻。



主巻きのフック。LIEBHERRの文字がいいですね〜。納車したてのピカピカです。



こちらは補巻き。同じくLIEBHERRの文字が入ってます。さ〜てさて何を吊りましょか…



こちらは試乗も出来たキャリア運転席。ハンドル中央にはLIEBHERRの文字があります。右側の
パネルはタイヤのステアリングを操作するボタンです。



一緒に見に行った友人に撮影して貰いました。キャリア内部は広い印象を受けました。



ガイシステムは両サイドにも広がり、ブームのしなり、たわみを補正。左側のワイヤーの束は
ガイ後端とブーム付け根とを繋ぐリンク。右側はブーム用起伏シリンダー。



重厚な敷き鉄板にアウトリガー台座。敷き鉄板は1枚2.3tあります。厚みは約20センチぐらいでしょうか。



カウンタウエイト。下部のベースウエイトが22t。ブロックウエイトは1枚10t、一番上の薄いウエイトは5t。
22t+160t(10t×16枚)+20t(5t×4枚)=202t フルカウンタウエイトは202tです。



そしてキャリア側面にはLTM11200NXの文字があります。NXとは日本仕様車の意味です。
本国ドイツではLTM11200-9.1となりますが、スペックは変わりません。



そして展示会の醍醐味。しっかりと触ることは忘れません。触り心地は最高でした。



旋回軸の真下から。首が痛くなるほどブームがそびえます。先のジブもいいですね〜。
フックもぶら下がっています。青空にそびえ立つクレーンブーム。実に絵になります。



そして極太シリンダー。キラキラしております。これであの極太テレスコブームを起伏させます。



展示会も終盤。ブームを縮め始めました。ジブです。先端部は油圧シリンダーがあり、くの字に曲げる
事が可能です。これは真っ直ぐにした状態です。右側の三角のものはガイのワイヤーとつながっています。



キャリア後部。今回ミックさんは全国の現場活躍を視野に入れ、公道走行時は後部2軸を取り外す
短縮改造を行う事でナンバーを取得されたそうです。これは作業姿勢なので2軸を取り付けた状態です。



オペキャブには乗れませんが、サイドの手すりのあるステップに乗って旋回体験
をしていましたが、時間の都合上乗せてもらえず・・・残念 キャブはかなり上昇します。



ズゴーンとこの大きさ。青空に高く高くそびえるクレーンのブームとサイドに展開するガイシステム。



こちらはNZGが出しているLTM11200のモデルをミックカラーに塗装したもの。



こちらはCC8800クローラークレーンのミックカラー。テント下で展示されていました。



ヤードも見学。こちらはAR5500のMBです。右側にちょっと写ってるのが5500のESPブーム。



こちらはATF360G(?)のメインブーム。壮観にブームが3本並んでおりました。



ATF360G。ブームを外した状態で置いてありました。勿論ペチペチお触りして来ました。



LTM1360の新型。勿論この子もペチペチ。



LTM1360を後ろから。隣のATF360Gとよく似ています。



写真アートその1   フックをつまんでみたの図



写真アートその2   ガイをつまんでみたの図



写真アートその3    敷き鉄板をつかんでみたの図



写真アートその4    オペキャブを持ち上げてみたの図



帰り際に全貌を撮影。大きくてカメラの広角に入り切る為にはかなり離れないといけません。
長くて高〜くそびえ立っていたブームも全部縮め、一般公開は午後3時をもってお開きとなりました。

 

貴重な体験と、クレーン車の迫力を堪能出来た有意義な時間を
作って下さったミックの従業員の皆様方に謝意を表します。
本当に貴重な時間をありがとうございました。

 

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