LTM11200組立て方 レクチャーコーナー

モデル購入時、箱には英語とドイツ語で書かれた写真付き説明書が入っていましたが
余り十分な説明とは言い難く、パーツやピンをどこに使用すればよいか書かれていない
点も多数あり、SCも色々苦労しております。それで、このようなレクチャーサイトを作って
同じモデルをお持ちの方に、組立て時、ご参考にして頂けたらと思います。間違い、指摘
などございましたらメール、BBS等でお知らせ下さい。即時訂正します。

 

1、本体の組み立て方

用意するもの:マイナスドライバー、安定したテーブル


@ 安定した台の上に、キャリア、ブームを取り出します。

A 黄色いピン2本、プラ製のわっか2本を用意します。

B 旋回体の付け根に、ブームを垂直に差込みます。(矢印参照)

C ブームと付け根の穴合わせをし、黄色いピンを差込みます。

D ピンの抜け防止に、プラスチックのわっかをはめます。

E わっかがはめ込まれたピン(丸印参照)

E ブーム脇にマイナスドライバーでシリンダーを固定します。
この組立て方法はモデルに関する組立て方法ですので実機と
異なっております。

注意点として、ブームはかなりの重量がありますので、両手で
持って扱うと良いと思います。また2人で行うとよりスピーディに
組立てられると思います。指詰め、転倒などに注意しましょう。

外す時は逆手順を追ってください。

 

 

2、手すり、ステップの取り付け方法


@ 手すりは上部の突き出た方を外側に向けて穴に差込みます、

A 銀色のエンジンルーム横の穴にはマフラーを差します。

B 細長い手すりは、ブーム付け根辺りの穴に差し込みます。

C 続いてはしごを取り付けます。2本の穴に差し込みます。

D 上から引っ掛けるようにすると装着出来ます。

E 続いて反対側にも、はしごを取り付けます。

F 2箇所穴がありますので、はしごの突起部分を差します。
注意点として、細いパーツですので、折ってしまわないように
注意が必要です。

またモデルによってはタイト過ぎて差込が上手く出来ない場合も
あり、若干の微調整が必要かもしれません。
どうしても塗装時に穴に塗料が入って穴が小さめになってしまう
こともあるので、つまようじで穴の大きさを調整するなどが必要
です。SCも、つまようじで穴を広げてから差込しています。

 

 

3、ガイシステム不使用時のシーブ格納方法


ガイシステム不使用時は、ブーム先端の蟹のはさみ状の金具の股
の部分にシーブの軸を差し込んでおきます。こうすることでシーブが
ブラブラせずスッキリします。また紐のもつれ予防になります。

 

 

4、メインブームへのガイシステムのワイヤリング方法

用意するもの:六角レンチとネジのセット、付属の六角レンチ用ドライバー、ペンダントロープ2本


@ 写真のようにシーブ先端に付属の黄色い棒を取り付けます。

A 六角レンチ(矢印参照)で固定されたシーブと棒

B 次にブーム先端(矢印参照)の金具に固定します。

C ガイ先端の後部にペンダントロープを張ります。(丸印参照)

D ブーム付け根に固定(丸印参照)
六角レンチのネジセットは、万一の紛失を考えて余分に入って
いるようですが、失くさないようにすることが大切。

元々入っていたジッパー付きの袋に入れ、ジッパーをしっかり
閉めておきましょう。

とにかく小さい部品が多いので、SCも超大変です。

 

 

5、ブーム付属のリフターの立て方、台座の取り付け方

用意するもの:ブーム、リフター用台座、ピン4本


@ ピン4本と台座を用意します。

A 矢印の方向に回転させ、リフターの脚を展開させます。

B 台座とシリンダーの穴を合わせ、ピンで固定します。

C ストッパーを展開させ、ブーム脇に固定します。

D 固定されたストッパー。(丸印参照)

E 写真の様にしてブームを自立させて完成。

 

 

6、カウンタウエイト装着方法

用意するもの:プラスドライバー、ネジ2本、カウンタウエイト、プレート


@ 机の角にクレーン後部を置き、矢印の方向に取り付けます。

Aプラスドライバーを使って下からネジを差し込み、止めます。

B ネジは左右2箇所あります。固定後はこんな感じです。

C 真後ろから。プレートは突起がある方を上にして付けます。

D カウンタウエイトは4段ずつ互い違いに置きます。
補足説明

実機ではプレートが22t、ウエイト1枚が10t×16枚=160t、
更にモデルでは省略されていますが、5tウエイトが4枚あり
フルカウンタウエイトでは202tになります。

プレートの突起にウエイトの窪みを合わせて乗せます。

 

 

7、アウトリガー展開方法と台座設置方法

用意するもの:アウトリガー用台座、ピン4本、敷き鉄板4枚


@ 敷き鉄板中央の突起にアウトリガー台座の窪みを合わせます。

A このように置き、4箇所に設置します。

B アウトリガーはX型に展開し、2段式。台座を置いて固定します。
アウトリガーのシリンダー先端も、ブームのリフターと同様、穴を
合わせてピンで台座を固定します。

アウトリガーの設置が終わったら、クレーンキャブを前に回して
AC500−1のように設置します。


8、ラフィングジブ、ヘッドアダプターの装着方法

用意するもの:ピン4本、ラフィングジブまたはヘッドアダプター

ラフィングジブ編


@ ラフィングジブを用意し、これをブームヘッドに取り付けます。

A 矢印の方向に4本のピンを差込み、固定します。

B 付属の金具にガイのワイヤーを張って完成です。

 

ヘッドアダプター編


@ これを装着の場合、5〜8段目のブームは使用不可となります

A 4段目のブーム先端のコーナーの4箇所にピンで固定します

B ガイのワイヤーはヘッド上部の金具に固定して完成。

C ヘッドアダプター装着時のブーム全体の様子

 

9、ブームの縮め方


@ 片方の手でブームを支えながら、親指でストッパーを押します。

A ストッパーが引っ込むと簡単にブームを縮める事が出来ます。

補足:指詰めや挟まれ、転倒に注意しながら1段ずつ縮めるのがコツです。
逆に伸ばすときはストッパーがカチッと鳴るまで伸ばしきってください。

 

10、その他

コンラッド製とは違い、ブームのシリンダーは余り硬くありません。付属の説明書にはシリンダーの
穴にピンを挿して固定してください、的な事が英語と写真から読み取れますが、実際余り効果を出す
事はできませんでした。唯一これが解らず悩んでいます。どなたかご存知の方教えて頂けると有難
いです。また見たところシリンダーの金属部分にピンが入る穴などはありませんでした。

 

 

 

 

 

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