タワークレーン緊急事態の巻

ある朝のこと、連日強風の日々が続き、 北側の大きな窓を開けた瞬間、
管理人の目の前で、その事態は起きた。突風にあおられ、 大型タワーク
レーンが激しく倒壊した。そして、なっ!なっ!なんて事だ!赤白のジブが
バラバラに壊れてしまったでないか......針金は完全に木枠から外れ、分解
してしまったのだ。即座に管理人はそのクレーンの修復をするべく緊急手
術を開始した。 果たして、元通りに修復、手術は成功なるか!?(^^;。)

こちらが、無残に複雑骨折してしま
ったタワークレーンのジブ。丈の短
い割り箸を使用した為、 接合部分
が多過ぎたのが、このような事態を
招いてしまったのでした。
一瞬目の前が真っ暗になりました。
クローゼットから設計図を取り出し、
新たに調達した角材で木枠を製作
し直し、 赤白の針金を接着。
所々を紐で縛って固定し、 ボンドが
乾くまで、 この状態で放置します。
上の状態の木枠を立体化する為の
作業。針金にボンドを塗ってから木
枠を組み、 外れない様に 紐で縛っ
て補強しながら四角形のジャングル
ジム状のジブに組立てて行きます。
立体化させ、ジャングルジムのよう
な状態になったジブ部分の拡大。
所々を紐で縛り、形を歪ませない様
に接着しないと、ジブの起伏に大き
な影響を及ぼしてしまうので、 大切
な作業です。
組み立て完了。 ジブ先端のワイヤ
ーをかける部分(右の赤い部分)も
ここで接着してしまいます。
何とか骨接ぎは出来ました。
1日目の手術はここまで。
手術2日目。 新しく作り変えたジブ
に赤白を交互に塗っていきます。
水彩絵の具の赤色、白色を使いま
す。 細めのハケでムラが出来ない
ように注意します。白から塗るのが
コツ。下地塗りはなし。
タワークレーンの運転室付きマスト
と赤白ジブ。 これにワイヤーをかけ
ると、タワークレーンらしくなります。
2日目の手術はここまで。
こちらは使用した手術器具(笑)。
これと材料があれば、 簡単に作れ
てしまいます。
手術3日目。この日は仕事も1日休
みだったので、タワークレーンの旋
回体に、 もう倒れないように、旋回
軸を付け、がっちり補強しました。
ボンドを乾かし、黄土色の絵の具を
塗ってまた乾かし、昼からは、 全て
のパーツにニスを塗りました。
風があったのでニスは直ぐに乾き、
匂いも殆どせずに済みました。
手術も終わり、 パーツの組み合わ
せ。 このように元通りのタワークレ
ーンになりました。
12時でも良かったのですが、1時は
どうなることかと 冷や汗と脂汗がダ
ラダラ出ました。

 

 

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送