SCの極秘プロジェクト Part3

「何度も言って来たが、無いものは自分で作れ!」

総額480億円・・・・・ぢゃなくて、480円で極秘プロジェクトは実行された。
事前のクレーンの生態調査の際に収集したデータを元に作成された。
時には研究員全員がフテ寝、ボイコット、挫折も味わい、時には喜びを
かみ締め、様々な立ちはだかる試練を越えて、 ここに結果を紹介する
事にしよう。

 

AR-5500 斜め まずは塗装前の仮組み状態から。

未塗装では厚紙そのものです。ここから全部を
一端分解し、色塗りをして行きます。

先にオレンジから塗り、乾いてから緑の部分を
塗り、最後に黒、銀色部分を塗ります。

完全に塗装が乾いたらニスを塗って仕上げ、微
調整しながら本組みに入ります。

未塗装のAR-5500右側 未塗装のAR-5500 左側
未塗装で作業状態 反力軽減ジャッキ、フック、標準ヘッド
本体とパーツ カウンタウエイト

それでは出来上がりを・・・・・

       詳細

SCのハンドメイド

オール厚紙製

TADANO AR-5500M 
      (清水工業カラー)

ブーム3連式

最大吊上げ能力 550t
         (実機データ)

車体長 32a(実機の1/50)

スケール  1/50

     可動部分

アウトリガー張り出し

ブーム伸縮、起伏

左右旋回

ワイヤー巻上げ、繰り出し

’05 1月31日完成



 

まずは右サイドから。

今回は実際にAR-5500Mを
見たので前回より細部まで
作り込む事が出来ました。

左サイド。

ブームの「清水工業」のシ
ールは手作りです。
微妙に色があってない?
ま、多めに見て下され・・・

 

クレーン前方から。

大きなメインブームが印象的な
AR-5500Mです。

5500のお耳は左右に3つずつあり
ます。
うかつに変な事を言うと全て聞こえ
てしまいます。
#↑俗に地獄耳と言います
   気をつけろ!

クレーン後方から。
旋回体後部には旋回注意のシー
ルを貼ってあります。
後部上には「清水工業(株)」のシ
ール、 中央部にはTADANOのロ
ゴ入りプレートを実車同様に貼っ
てあります。
緩和項目の数値は上から
全   長 15.98b
全   幅 3.00b
重   量 50.79d
隣接軸重 18.91d
となっています。
斜め右後ろから。

今にも動き出しそうな・・・・・。
やはり実際に見て、データを集め
ないと作り込めないですよね?

車体後部もオレンジと黒でシマシ
マに塗って実車っぽくしてみました。
後部反射板もオレンジと黄色の蛍
光色で作成。実際に光ります。

斜め右前から。
FAUNキャリア下部もオレンジと黒
のシマシマ模様になってます。

ブームも、 油圧パイプを巻いたシ
ーブやコの字型ガードなど、 細か
な部分まで再現してみました。

今回は自分なりにグレードアップし
たと思いますが如何でしょか?

上から。

ブームの上の黒いモノは、滑り止
めです。
ブーム上に昇って作業員がワイヤ
ーを引っ張ったりする事があるよう
です。このため滑り止めが付いて
いるそうです。その再現です。

オペキャブは走行時はブーム横に
格納されます。

キャリア(奥)
上部旋回体(手前)

公道走行状態を再現出来るように
旋回軸をピン固定していません。

ブームを起こしてみました。
フックは300tフックです。カウンタウ
エイトもフルです。
下からググッと。

オペキャブは右側にシフトしていま
す。踏み台も張り出してます。

今度は作業してるAR-5500を見て
みたいです。

5500の御馴染み3本シリンダー。
少し緩い目に作ったんですが色塗
りとニス塗りをすると丁度な硬さと
なりました。

シリンダーは丸箸とそれに合せて厚
紙を巻いて筒状に作成し、再現。

作業姿勢。

メインブーム先端には標準ヘッドを
装着させてフックを吊り下げていま
す。
少々ワイヤー掛けが乱雑ですがご
勘弁を・・・・・(^^;)
標準ヘッドは取り外し式。

FAUNキャリア前方の拡大。
キャリア後部の箱の上部は網状の
格子があります。
側面にはALL  TERRAINのシール
が貼ってあります。
キャリア上部の銀色の部分は点検
時に昇る為の金属板の再現です。

左奥にはストーブのようなマフラー
も再現。
オペキャブです。 
これは格納状態。
オペキャブが外側にシフトすると, こ
うなります。
下部の引き出し式踏み台も再現し
てあります。オペキャブ後部にチョ
ウツガイがあり、これでシフトしたり
格納したり出来ます。

どうしても再現したかったチルトアッ
プとオペキャブの角落としは無理で
した・・・・・
#トホホ

アウトリガー。中間にある反力軽減
ジャッキも再現。
これは取り外し式です。
AR-5500のブーム先端は取替え式
になっています。
目的にあわせてフィックスブームや
標準ヘッドなどを取り付ける事が出
来るよう設計されています。

これは、ブームに何も装着してない
状態。

フィックスブームはありません(汗)
が、標準ヘッドはしっかり再現。

思ったより標準ヘッドの作り込みは
大変でした。

 

標準ヘッドを付け、フルブームです。

作業半径を長くする場合はフィック
スブームで延長したり、ラフィングジ
ブを装着したりするそうです。

AR-5500は多目的なクレーンとして
重宝されているようですね。

一家に一台お勧めです。
#↑・・・ってか場所も金もないがな

・・・という事で、ついにSCはこ今年の自己ノルマーであったAR-5500を
1月に見ることが出来ました。実は昨年からAR-5500をもう1台作ろうと
いう企みがあったのですが、詳細なデータもなく、 仕事も忙しくてずっと
延期になってましたが、 ちょっとずつ造り初めて1月にはAR-5500の詳
細データも集まり、ついに完成という運びに至りました。
  苦労したのは紙という材質感を感じさせないように、どうやってリアル
に仕上げるかという点でした・・・・・・1/50でありながらも実車と同じ様に
動かせて、取り外せれるようにする点が大変でした。
 
SCは、この場をお借りいたしまして、 お忙しい中ヤードの見学の許可
を下さった清水工業様並びに従業者の方々に厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。(^^)

 

 

 

 

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