富士レッカー160t(AR1600)解体・搬出レポート
もう、大型クレーンを見ることはないだろう・・・・そう思っていた矢先に
偶然私用で出かけた先で大型クレーン車に遭遇。しかも未撮影のAR1600。
後日には解体があるとの事でその一部始終をレポートすることとしました。
撮影日 2009年 6月8日(月)
昼の1時半頃から解体が始まりました。カウンタウエイトを吊り上げています。
タダノロゴと富士レッカーの文字がポイントになってますね。宙を舞うウエイト。
飛んで飛んで飛んで飛んで・・・♪ ゆっくりとトレーラーに降ろされるウエイト。
ウエイトが外され、スコーンとした旋回体後部。油圧パイプが重厚ですね。
タダノロゴの入れ方がカッコイイ。おしりも決まっててグ〜^^b
ウエイトの次はフックを外します。左が補巻きで右が主巻き。重厚ですね〜。
主巻きを固定していたワイヤー先端のアダプター部分。
あっという間にフックが外れ、ちょっぴり寂しくなったブーム。
いよいよ本体の解体です。脱着リフターの登場です。
シリンダーとブームの固定金具を外します。これは外れた状態。
クレーンが移動すると脱着リフターを載せたトラックが定位置につきます。
エンジン音と共に脚が起立。
もう反対側の脚も起立。
4本の脚を張り出してリフターが起立。この後トラックは移動。
トラックと入れ違いにリフター下にクレーン車が潜り込みます。
ブーム上部にリフターの爪が固定されます。
そしてゆっくりとリフターがせり上がり、ブームが簡単に外されてしまいました。
滅多に見れない(?)ブーム付け根。錆びないよう、専用の蓋をします。
一旦移動するクレーン車と丸で磁石でくっついてるみたいなブーム。
ブームが外れたクレーン車。次は上部旋回体を外します。
ウエイトとフックを載せたトレーラーが出て行きます。
高々とせり上がっているブーム。搬出用トレーラー待ちです。
そこへブームを搬出するトレーラーが到着。
リフターがゆっくり下降して、ブームがトレーラーに載せられます。
そしてブームも搬出されました。大きくてカッコイイですね。
一方でリフターは上部旋回体の解体準備をします。黄色いものは専用金具。
再度リフター下に移動するクレーン車。
リフターの真下に旋回体が来るよう設置。シリンダーは固定されています。
またたく間にせり上がった旋回体。飛んで飛んで飛んで・・・Part2
とうとうキャリアだけになったクレーン車。
キャリア上部の旋回台はホロを被せて水や錆から保護します。
旋回体を載せる専用トレーラーも到着。
トレーラーが潜り込むと、旋回体がゆっくり降ろされます。
微調整をしながら下降するリフターと旋回体。
リフターの出番は終わりです。先程のトレーラーが潜り込み、折り畳みます。
警備員さんの誘導でリフターも搬出されました。
キャリア(手前)と旋回体を載せたトレーラー(奥)21時の搬出まで待機します。
そして同日21時・・・・再度現場へ向かいました。
先に出たのが旋回体を載せたトレーラーでした。
ババババ〜〜と大きなエンジン音を轟かせ、目前をキャリアが過ぎて行きます。
・・・・ということで、偶然仕事が休みでもあり、
思わぬおまけ撮影会&堪能することが出来ました。
SCにまた一つ財産が増えました。
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