フロアクライミングクレーン製作過程紹介

ここでは新しく出来た、フロアクライミングするタワークレーンの
製作過程を紹介します。それでは説明に入って行きましょう。

@これはトラス状のジブ部分です。
針金を図のように折り曲げて製作
する結構大変な作業です。
A型紙に合せて、針金を曲げて
行きます。 先の細いペンチで軽く
曲げる事が出来ます。

針金は手芸店などで購入できます。
このクレーンはジブが太めなので
太目の針金を使用。

B角材を切ってジブ部分の枠組み
のみ完成。左のU字型部分が今回
のタワークレーンの重要なポイント
です。この部分はボール紙で製作。
C 
@とAで製作した針金をBで完成し
た角材の枠組みにはめ込むと三角
ジブらしくなりました。
今回は複雑な形のジブで接着に苦
労しました。
ボンドは角材に接着する針金の三
角の頭部分に塗ります。
DこのU字型の根元はフロアクライ
ミング仕様のクレーンである事を一
目で教えてくれる重要ポイントです。

下から上がって来るマストに接触し
ないよう、この様な形になっています。

E旋回台座部分。 ダンボールで製
作します。真ん中の四角い穴はクラ
イミング時にマストが貫通していく穴
です。4cm四方の大きさです。

のちに、いらない部分は閉じるので
円形になりますが・・・

Fオペキャブ。 白色のボール紙で
簡単に作れます。窓の切り抜きは
細かくて大変でした。

全てが完成してから旋回台座右側
に取り付けます。

Gこれはフック。最近はワイヤーの
切断事故によってフックの抜け落ち
を防ぐため、こういう形をしたフックが
増えています。

これなら片方が切れてもフックが落
下しません。

蛍光カラーがおしゃれです。

Hこれはジブを旋回台座に針金で
固定するのに必要なパーツ。

山折部分をボンドで接着してから
台座部分に貼り付けます。

I1・5cm×3cmの長方形で、旋回
台座後部に付くウエートです。

この二つを貼り合わせてから後部
に取り付けます。 この中は何も入
っていません。
ウエートらしく見せる飾りです。(笑)

Jクライミング機構です。 Eで紹介
した台座の真ん中の4cm四方の穴
部分にはめ込んで接着する形となり
ます。これはボンドで接着します。

この部分は、銀色に塗る部分です。

K Eで紹介した台座に割り箸で作
ったガイサポート部分に3mmの丸棒
を4箇所横に張り合わせ一番上には
ジブにも使用した角材で補強します。

タコ糸で縛って固定し、このまま放置
してボンドを乾かします。

Lボンドが乾くと丸棒を切って三角形
になるよう、ボンドで貼って行きます。
上部にはコの字型の足場?を付けま
す。点検時に昇る部分と思われます。

実際は何と呼ぶんでしょうか?
キャットウォークかな?

M一晩放置してボンドが乾くと、Iで
紹介したウエートを後部に貼ります。

タワーの機種によって付いてる物、付
いてないものがありますね。

N

ジブの根元に針金を通す為の穴を
ピンで開けます。 出来上がると針
金を通して台座に固定する穴です。

少し大きめに開けておくのがコツで
す。きつ過ぎるとジブの起伏がうま
くいかなくなります。

O

台座にジブを固定するボール紙を
付けるとこうなります。まずこのまま
で色塗りとニス 塗りをしてしまいま
す。

P

仮組みしてみました。
完成時はジブがこの部分に針金で
固定されジブの起伏は後で ガイサ
ポート と結ぶタコ糸によって行いま
す。

Q

またも出たこの形。今度は少し大き
めです。 台座後部に付ける糸巻き
を固定させる為の パーツで山折部
分を接着後、色塗りとニス塗りを終
えてから台け座に貼り付ます。

R

糸巻き部分です。タコ糸で縛ってこ
のまま乾かします。

S

完成した糸巻き。 次は真ん中に左
右の糸が絡まないようにする為に、
分離用の厚紙を貼ります。

21)

今回のタワークレーンに使用した絵
の具です。 筒の部分(マスト)とクラ
イミング 機構は銀色に旋回台座は
朱色、 ジブは朱色と白を交互に塗
ります。 銀色は粉絵の具しか市販
されておらず これを使用しました。

22)

タワークレーンのマストになる筒部
分。 銀色に塗るだけでメタリックな
感じが出ています。
これだと工場の煙突状態です。
(笑)

23)

台座 に針金を通してジブを固定さ
せます。 これでジブはここを軸に起
伏するようになります。

24)

ジブを付け、フックも付いた旋回台
座部分です。これだけでもタワーク
レーンである事が分かります。
このジブもまた太めでカッコイイ で
す。

25)

旋回台座を上から写した所。
真ん中には マストが貫通する為の
穴があいています。
#実際と異なるかもしれませんが

26)

オペキャブ。 全てが完成してから
台座にボンド付けします。

27)

オペキャブ反対側には運転士が乗
り降りする為の扉も製作してみまし
た。 開閉は出来ませんが、線を描
き、窓も作りました。
実際もこのような扉があるものと思
われます。

28)

この真ん中の赤色の物が分離用の
もの。2本掛けフックにした為2本の
糸をここに同時に巻く為、乱巻き防
止の対策です。 タコ糸は左右を同
じ長さに切ってボンドで ドラムの両
端に貼り付けてしまいます。

 

 

 

 

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