200tクレーン 密着レポート

 

10月9日、火曜日 今度は200tクレーン車がやって来ました。仕事帰りの夕暮れ時で写真写りがあまり良くありません。
今度はヒラノクレーンさんの200t(AR2000M)です。SCが一番好きなオールテレーンクレーンでもあります。

 

10月13日 土曜日の朝。久々の休みを利用してクレーン車を見に行くと、これからラフィングジブを装着する
所でしたので、その一部始終を撮影させて頂くことにしました。大勢の作業員を動員しての組立と装着の全て
をご紹介していきましょう。     画像をクリックすると大きな画像が出ます。一部画像処理しています。

9時過ぎ、フックを外しています。これ
からラフィングジブを装着します。

フックが外され、横にはラフィングジブ
パーツがありました。

まるでホース巻きのような装置。どう
やら電気の配線のようです。

この黄色の装置は運転席後部に固定
されるようです。

ネジを使ってこの黄色の装置を固定
しているところです。

固定が終わるとくるくる回してブーム
先端まで伸ばしていきます。

ブーム先端に装置から伸びた電気の
配線がつながれます。

エンジンがかかるとブームを少し伸ば
し始めました。

一方でラフィングジブとブームをつなぐ
アダプター部分が到着。

横には25tラフターが待機。吊上げる
準備をしています。

既に到着したジブパーツです。赤と白
を交互につなぎます。

ふわりふわり宙を舞うアダプター部分
うなる25tラフター、誘導する作業員。

右側の上部の穴と下部の切欠き部分
がブーム先端とつながれます。

作業員が手で押したりして接合部分
を微調整・・・

人と比べてもこの大きさ。慎重に誘導
され作業が進んでいきます。

よ〜し、もうちょっとだょ、オ〜ライ
はまる瞬間・・・・

はまった瞬間、 直ぐにロックピンで固
定。大きいです。

固定後、油圧や電気配線を取付けて
います。

傍らで吊り上げられるシーブユニット。
ブームの付け根辺りに固定されます。

シーブユニットの拡大。ラフィングを起
伏する時のワイヤーとつながれます。

ブーム付け根へ、ゆっくりと下ろされ
ていくシーブユニット。

位置を合わせると、ロックピンをはめこ
んで固定。

しっかりと固定されたシーブユニットの
拡大。

ブーム先端につけたアダプターとペン
ダントロープでつなぐユニットです。

ゆっくり吊り上げられ、宙を舞うユニッ
ト。付属品がたくさんありますね。

ペンダントロープをアダプターに接続。
左側を固定中。大掛かりな作業です。

続いて右側もペンダントロープを固定
すごく太いワイヤーですね。

固定完了。後はシーブ同士ワイヤー
を通し、後はジブを装着するだけです

これからシーブ同士ワイヤーをかけて
行きます。滑車状になっています。

それにしてもこの大きさ、でかっ・・・
これでジブを支えてるんですもんね。

ワイヤーがけはこの細いガイドワイヤ
ーを使って行います。

まずこのガイドワイヤーをシーブ間に
通して行きます。

い〜と〜まきまき、い〜と〜まきまき
ひ〜てひ〜て、トントントン・・・と(笑)

そしてガイドワイヤー先端を本ワイヤ
ー先端に結わえ付けて完成。

後はガイドワイヤーを巻き上げていけ
ば、ワイヤー地獄も解消です。 ^^b

ゆっくりとガイドワイヤーに引かれる本
ワイヤー。

こうして、クルクルワイヤーが掛けられ
て行きます。

見ている間にもう2往復目です。
まだまだ巻きまっせぇ〜(笑)

3往復してガイドワイヤーを外し、先端
部分を専用アダプターで固定します。

シーブ間を往復したワイヤー。
作業員がワイヤーを固定中。

ブーム付け根に取り付けたシーブ横
にアダプターをピンで固定。

ブライドルやシーブのワイヤーがけが
終わるとジブの接合です。

ジブの根元の部分。ブームに付けた
アダプターに固定されます。

作業員の合図でゆっくりと宙を舞いな
がら移動するジブ。

位置を慎重に合わせながら微調整を
しています。

ロックピンをはめて完全に固定。これ
で完全にアダプターとつながりました

次のジブをつなぎやすいように下げま
す。マストがちょっと開いてます。

マストは根元の油圧シリンダーで、可
動していたんですね。

マストがいっぱいに広がりました。 傍
らで次のジブを準備していました。

赤白を交互につなぐので次は白のジ
ブで中継ぎします。

上部を先に固定します。下部は後で
一斉に固定してしまいます。

油圧シリンダーです。これでマストの
角度を変えられます。

移動する25tラフター。 この後現場は
お昼休憩になり、作業は一時中断。

ここで一旦現場はお昼休憩になり、S
Cも帰ってお昼ごはんを食べ、午前中
に撮影した分をPCに落として再度現
場へ向かいました。

少し雲が出てきて肌寒かったです。

約1時間後。1時過ぎから続きの作業
が始まり、赤色ジブを接合。

次に白色ジブを固定。後は先端ジブ
とペンダントロープを固定します。

作業員の的確な誘導で着々と進むジ
ブ装着。手慣れていらっしゃいます。

上部に乗っているのがペンダントロー
プ、マストと直結しています。

作業員がジブの中に入れるぐらいに
大きいです。ピンで固定中。

いよいよ最後のジブです。これをつな
げればいよいよ起き上がるんですね。

吊り上げられていく先端ジブ。
先はモニター用カメラが付いています

作業員が誘導してクルリと90度回転
ドキドキが止まらないSC

微妙な位置合わせをしているようです
遠いので望遠でカバー。

そして先端ジブを固定。 ペンダントロ
ープもつなぎ合わせます。

ペンダントロープ固定中。幾つかに分
かれていて、それを一つにつなぎます

フックを取り付けるワイヤーを引っ張っ
ています。

全体はこんな感じ。ラフィングが起き
上がる瞬間がカッコエエねんなぁ〜。

先端で作業員がフックを取り付けてい
ます。いよいよです。

ブームを少し上げると下部もおのずと
はまるので、一斉に固定します。

垂れ下がっているのがペンダントロー
プです。

マストを前方へいっぱいに倒してこれ
を固定します。

まるででっかいつり橋のようですね。
渡るのはかなりの勇気が要りそう・・・

クレーン全体とラフィングジブ。
いよいよ起き上がる瞬間です。

エンジンがうなり、ブームが起き上が
り、ジブも起き上がります。

固定されたフックは子フックです。
先端の黄色いのがモニター用カメラ

子フックとはいえ、人と比べたら当然
大きいです。

秋空に高くそびえるクレーンジブ・・・
俳句を一首考えました。

空高くぐんぐんと起き上がっていきま
す。この瞬間がたまりません。

だいぶ起き上がりました。秋空のウロ
コ雲ともマッチして実に絵になります。

ブーム先端とアダプター部分。油圧や
電気ケーブルがつながれています。

SCが一番好きな部分。ココが好きな
んですよ、ココが・・・カッコエエ〜。

ブームを伸ばし始めました。どんどん
伸びて高くなります。

3,4,5段目のブームも伸ばしていま
した。そろそろ花でも咲くか?・・・

フルブームではありませんが、かなり
の高さまで伸びています。

ジブ先端。この後ラフィングを起伏した
り旋回したりと、点検していました。

スルスル〜と子フックが降りてきまし
た。点検をしてたみたいです。

オペキャブ。中立てレバー以外にも色
々なモニターが装備されてます。

キャリアとラジエーター部分。FAUN
キャリアの鋭角的な形が好きですね。

今日はこれで作業が終了。しばらく堪
能しつつ写真を撮っていました。

4時ごろ作業員も現場を後にし、SC
も帰路に着きました、まる

   
3時過ぎには組み上がり、旋回したり、ラフィングを起伏させたりして点検しているようでした。
既にラフィングを装着したAR2000Mは何度か見ていますが、装着シーンは初めてなので良か
ったです。今度は吊り上げているところをレポートしようと思います。

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送